【キャンプ用ランタン】コールマン ビンテージランタン 200A 修理

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先日行ってきたトイキャン2022で使う予定だったコールマンランタン200A。
光源として使うというよりカワイさや雰囲気作りのために持っていきました。

この200Aは、私と同い年でしかも同じ生まれ月の1969年2月製造。
私がキャンプを始めた約20年前に購入し、10年以上使用していませんでした。
いざ、使おうとしたところ、バルブの根本からガソリンがダダ漏れに😭
トイキャンで使用するのは諦め、まずは修理することにしました。

漏れの原因はバルブのナットの中にある「グラファイトパッキン」の摩耗だと推測。グラファイトパッキンの交換をします。

さ〜て分解開始!
①ベイル → ベンチレーター → グローブの順に取り外します。

②フレームを取り外します
コールマンの専用レンチで中央のナットを外しすとフレームを取り外せます。

③バルブの取り外し
バルブのナットを緩めバルブを取り外します。

④グラファイトパッキンを除去
ナット内部にセットされているグラファイトパッキンは既に摩耗していたため、取り出せる状況ではないため精密ドライバー(マイナス)で少しづつ削り取りました。

削り取ったグラファイトパッキン

⑤新しいグラファイトパッキンに交換
新品のグラファイトパッキンはとてもキレイ✨ガンメタっぽい色です。

⑥バルブナットの取り付け
グラファイトパッキンが入ったバルブナットをしっかりと取り付けます。
グラファイトパッキンは黒鉛(鉛筆の芯に使われている)のため、締め過ぎると割れるのでは?と心配があったため、空気漏れしないかポンピングしながら締め付けました。

⑦点火テスト
最終段階です。タンクにガソリンを入れポンピング。ガス漏れがないかチェックした後、点火します。(ドキドキ)

火が安定せず、若干手間取りましたが無事着火完了!
ガス漏れもなく使用可能な状態に復活しました。

⑧グローブ → ベンチレーター → ベイル の順に戻しベンチレータを止めるネジを締めたら作業完了です。

ランタンの光はやっぱり柔らかくて美しい🔥
トイキャンでは使用できませんでしたが、次のキャンプでは使えるようになりました。

補足

グラファイトパッキンを買いに行こうとコールマン直営ショップに伺ったところ、既に生産終了していました。しかも200Aの修理も受けていないとの事。
では、どこでパーツを入手したかというと「コールマンパーツショップ ノースフィールド」というショップです。正規品ではありまえせんが同等のクオリティーの部品を提供しているとっても貴重なショップです。

梱包もとても丁寧にされていました。
下の写真の真ん中(切り欠き)部分にグラファイトパッキンがセットされています。

グラファイトパッキン(キャンディーみたい)

グラファイトパッキンの価格は「330円」で送料込みで合計「620円」でした。

注文した翌日に発送され、発送の翌日には到着。迅速に対応していただけました。
発送の速さや梱包の丁寧さ等、信頼できるショップです。

我が家のランタンは古いものが多く、コールマンでは既に取り扱い終了しているため、このようなパーツショップは大変貴重です。これからもずーーーと営業していてほしいと切に願います。

おまけ

最後に、うちのランタンファミリーの紹介です。
右 :今回故障してしまった「200A」1969年2月製造(私と同じ生まれ年、生まれ月)
中央:生まれて初めて購入したランタン(限定品)
左 :初代シーズンランタン
写真には映っていませんが、これにノーススターを加えた合計4台です。

ちなみに、一番使うのはノーススター。圧倒的な光量でキャンプサイト全体をノーススター1台で照らすことができます。
ただ、4つとも全て約20年前のもの(200Aは50年以上前!)大切に大切に使って行きたいとあらためて思いました。

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